先だってMoleskine by Evernote を購入しました。
Evernoteのプレミアム会員コード3か月分がついてくるのと、ノートに書いたものをスマートにEvernoteに移行できるのが魅力的で買ってしまいました。
Moleskine by Evernoteって検索で調べてみると「こんなガジェットが出た!」「早速レビュー!」みたいな勢いの良い記事はいくらでもヒットするのに「私はこんな風に使っています。」みたいな地に足のついた記事が全くヒットしないという...。ひょっとして長続きしている人が多くないのでは..?などと疑いつつ、第一人者としてこの記事を書くに至ったわけです。(笑)
私はこんな風に使っています。
Moleskine自体は5,6年前から手帳として使っていたので、今回もそのままの流れで使用することに。いつも通りの儀式としてまず表紙にステッカーを貼り(Moleskine購入時にLOFTで一緒に買いました)、クリップをつけてボールペンを通します。
これ確か「クリップを使ったライフハック20」みたいなのを動画で見て、マネしてやってみたらあまりにも画期的ですぐ始めたんですけど、どうして世界中の手帳ユーザーがこれをしないのか不思議で仕方がないです。後述しますが他の使い方もできるし、めちゃくちゃ便利ですよこれ。
ステッカーを貼るのも前からの儀式なのですが、理由としてはMoleskineを長く使った場合、10冊20冊とかさばっていったときに、それぞれ見分けがつかなくなってしまうわけです。もちろんノートの背表紙に無地のマスキングテープを貼り、日付を入れてわかるようにはしているのですが、ステッカーを加えて貼っておくとそれを見るだけで「ああーああいう出来事があったときだ!」と一発で思い出すことができるという仕組みです。まぁ、ただステッカーを貼るのが好きなだけなんですけどね、実際(笑)
ボールペンはジェットストリームの0.5黒です。これ以外のペンだとインク溜まりが出たりして、そもそもMoleskineのスクエアって日本語を描くには四角形が小さすぎるので必然的にペン先も細くて正確なものになっていくわけですね。
次にやる作業としてはMoleskineユーザーなら誰しもこのページですね。
自分の名前の欄と落とした時用の連絡先、そして拾ってくれた方に対する報酬の記入。この報酬の欄、頭に$って書いてあるものだから「いくら払うべきなんだろう...500円とかじゃ誰も届けてくれないのだろうか」とかモヤモヤ考えていたら公式ガイドブックみたいなのにCoffeeって書いてあるノートがあって、それをそのまま拝借しました。落とさないですけどね。携帯も財布も落としたことありますけど手帳だけは落とさないです!
その下の空欄にはいつも読み返したくなる文章を書くようにしています。
大学受験の頃なんかは日本語で歌詞の抜粋なんか入れてテンションをあげていたのですが(いいことあってこその笑顔じゃなくて 笑顔でいりゃいいことあるとおもえたら それがいいことの序章です -Mr.childrenとかね)、社会人になると人に見られるのが恥ずかしくて外国語を入れるようにしています。
言葉は手帳を変えるごとに違うものを書くようにしていて、英語だけにとどまらずドイツ語やロシア語でも、その地方の名言であればそれを尊重して書くようにしています。
別になんの言語にも精通していない私ですが、その国の言葉で名言を書くと、不思議な力で背中を押してもらえる気がするんです。ちなみに私の会社では割と外国人のスタッフが多いので、それで話のネタになることもあります。今回はジョンレノンの名言より。
肝心の中身ですが、前にお話ししたように、ぱっと思いついたことやTODOは全て付箋に記入してその場でEvernoteに転送しているので、モレスキンに書くのは長めのリストや文章、考えていることなど。
書いたものはEvernoteにアップすることもあるし、しないことも多いです。どうしても「手帳に書いてあるからいいや」となってしまうし。デザイナーとしてスケッチをしたらやはりEvernoteに取り込みたいところですが、じゃあモレスキンがスケッチに向いた紙質かというとお世辞にもそうとは言えず!それにスケッチはスケッチブックに別途書いているので間に合ってるというのもあります。
(しつこいようですがクリップ便利ですよ。上の写真のように挟んでページを固定することもできます!)
モレスキン活用のメインとしては私のブログ「襟を立てた少年」「無重力水槽」のドラフト(下書き)としての活用です。
3年前からブログを書いていて、一度も紙で構成を考えてから記事を書き始めたことがありませんでした。結果、言いたいことを先に書いてしまって、脱線はするわ、途中で何を言いたいのか忘れてしまって無茶苦茶な終わり方になるわで...読むほうも大変だったと思います。
このブログが読みやすいとは言わないですが、毎回当ブログはモレスキンにて下書きを書いてから記事に臨んでいるので前に比べると遥かに向上しているはずです。何かが。
ドラフトの書き方は、タイトルを考えて、Twitterで流す用のハッシュタグを複数メモしておきます。それから記事と、それに添える写真のアイデアも一緒に書くようにします。一度最後まで書ききってから、読みづらそうなところや論旨が破たんしている部分に3色ボールペンで赤入れをします。
最後に「このブログはどういう構成になっているのか?」という自問自答に対して回答する形で、A→B→C→Dと並べてみて、おかしくないかを検証します。
そういう工程を経て書かれたのがこちらの記事になります。
モレスキンを使ってるかたがいたら是非交流したいです!
よろしくお願いします。

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